一件の復刻依頼がきっかけとなり、デザイナー本人の全面協力のもと、現在は徳島県の宮崎椅子製作所において再び制作が行われています。特徴的なハーフアームは見た目だけではなく肘の納まりが素晴らしく、可動する背もたれはしっかりと体をあずける事ができるため食事の時間をより一層リラックスして楽しめるかと思います。ちなみに、個人的に一番のお気に入りはすらっと伸びた後ろ脚、色気たっぷりです 笑
ヴィンテージのNo.42と違いの一つは背の可動部分。50年前の技術では難しかった背面とアーム部分の見えない箇所を金属で補強することによって、古いもので多かったアームの付け根の割れを防止しています。技術の進歩と職人の知恵により、改善すべき点をより良く進化させている模範のような意匠ですね。この処理はカイ氏自身も大変満足しているとか。
こちらの椅子も他の宮崎椅子製作所のものと同様に樹種、張地をお選びいただけます。
木材の経年による味わいを見守りながら、自らヴィンテージへの過程を楽しんでいただければと思います。
素晴らしい椅子です、ぜひ一度店頭でご試席下さい。
No.42 chair
W535 D545 H760 SH460mm
Desigin by Kai kristiansen
川崎
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